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東日本大震災後の瓦屋根の復旧の遠い道のり

東日本大震災後の瓦屋根の復旧の遠い道のり
瓦葺の屋根
屋根瓦補修まだ1割 依頼10万棟、人手不足 震災被害 全て終了「最低5年」 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20111019-OYT8T00030.htm

 東日本大震災で屋根が損壊した民家の補修工事が、遅々として進んでいない。全日本瓦工事業連盟(本部・東京)などによると、県内の依頼件数は需要のある15都県のうち最多の約10万棟に上るが、人手不足から補修が済んだのはわずか1割程度。大半の家主は今も、雨漏りや余震による崩落の不安にさいなまれている。(松井亮佑)

東日本大震災:屋根瓦、補修完了5割満たず 県「職人不足、被害も多く」 /群馬 http://mainichi.jp/area/gunma/news/20111021ddlk10040055000c.html

 東日本大震災で発生した屋根瓦被害で、補修完了率(9月13日現在)は5割に満たないことが県のまとめで分かった。補修に対する補助制度を設けている14市町の場合、完了率は平均47・3%。補助制度のない自治体を含めると、完了率は県全体で45%程度と推定しており、震災から半年経過しても復旧が遅れている実態が明らかになった。

引用ここまで

地域によって被害の程度や範囲が違うので一律横並びで復旧が遅れているのではなく、場所場所での格差や県や自治体の対応状態に相当な開きがあることから、5割近くであったり1割程度であったりと、いずれにしてもなかなか進まない上にその中で格差が大きく発生しているのがよくわかります。

瓦や屋根の工事は熟練の職人が手間隙を惜しまずに施工を行う結果、葺く事が可能となります。

この度の被害からの復旧は非常に広範囲ということで、相当な数の屋根と瓦の工事が続く事になります。これまでもそうであり、今後もずっとと考えると一言で復興需要などと言い切れるものではない大変さが伝わってきます。

転落の事故が増えているとの話もありますし、被災者の方々の元の暮らしが安定し、これからの道のりを安心して見通す事が出来るようにと応援しています。

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松本の地震、住民ら自ら屋根にブルーシートの記事を拝見しました。

2011年は非常に地震の多い年です。長野県中部を震源、松本市周辺で震度5強を記録した6月30日の地震以降、松本市内で壊れた屋根などの一部を応急処置としてブルーシートで覆う建物が目立っているとの事です。

以下信毎Webより引用

「屋根瓦の補修などを手掛ける業者には依頼が殺到。梅雨末期で大雨も予想されるため、市が2、3日に無料で配布したシートを受け取り、自ら屋根に上って危険が伴う作業をする市民も多い。」

「市は同日までに、県と協力してブルーシート8800枚を準備。既に数千枚を市民に配布したとみられる。」

(引用終わり)

地震により瓦業者に注文が殺到し業者がなかなか来ることの出来ない状況が発生した為に、屋根の瓦のずれ等の一時的な対策として自治体から配られたブルーシートで一時的な補修や応急処置をお住まいの方が自ら行なうケースが複数出てきているという記事です。

こんな時こそ専門の瓦業者の出番というタイミングにも関わらず、来るまでに2~3ヶ月程かかってしまうというケースもある様です。記事を拝見するとかなり高齢の方が自ら受け取られたとの記述もあり、平常時とは大きく異なる状況なのだなと推測されます。

一般の方が屋根の上に上がって作業をする、しなければならないという状況が同時に複数発生しているというニュースは、屋根を専門とする門司洋瓦として非常に気になる要素がございます。致し方無いという状況とは言え、兎にも角にも可能な限り安全を優先して頂きたいと願うばかりです。

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