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屋根・外壁への省エネの有効なアプローチ、遮熱材「リフレクティックス」に関して

屋根への遮熱に「reflectix」
先日、今後夏の省エネに関して現実的に効果が高く期待出来る遮熱材「リフレクティックス」の取り扱いに関する講習を受け無事修了致しました。

「遮熱」という言葉、更には遮熱とは何なのかという基本的な知識が、日本には元々非常に馴染みのないものだということを知り、またその効果が非常に省エネとして有効なアプローチであり、弊社の屋根の施工・工事と非常に親和性が高いものなのだという認識に達しました。

簡単に言うと熱を跳ね返すイメージなのですが、似た言葉でよく聞く「断熱」は熱を遮るアプローチです。熱を断つ・遮る「断熱」は意外にもその限界が低い事も知りました。

また遮熱というと、昨今の電力問題への意識の高まりから、特に夏の電力不足時への具体的な対策として効果を期待される訳ですが、室内の暖冷気を外に逃がさない事から、夏場だけではく冬の寒い季節にも有効だという点で、ある季節に対してのみ有効という訳ではなく四季を通して非常に有効だという点におきまして、有用性が高いと判断されます。

更に、超薄型高遮熱のリフレクティックスは約8mmと非常に薄い上に、強度と耐久性が非常に高いので、様々な屋根や外壁に対しての施工・工事に有用であり、例えば弊社の業務として実績のある葺き替え工事の際に同時に設置出来る事から、リフレクティックスを使った遮熱を目的した施工は勿論、屋根・瓦の葺き替えに関して時の一つの有効な追加の選択肢としてご提案可能でございます。

【遮熱材リフレクティックス敷設工事に関して・門司洋瓦内案内ページ】

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福岡の門司洋瓦
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横浜、赤レンガ倉庫100周年の記事を拝見しました。

倉庫としての役割を失った横浜赤レンガ倉庫。補修で内装は一新したが、外装は創建当時の姿を残すため特殊な洗浄方法で再生された。約十四万枚の屋根瓦全てのふき替えや耐震補強も施され、工事終了までには約七年間を要した。http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110509/CK2011050902000036.html

横浜の赤レンガ倉庫の記事ですが、「約十四万枚の屋根瓦全てのふき替え」という部分に思わず反応してしまいましたが、「工事終了までに約七年間を要した」という部分には素直に感服しました。

門司洋瓦でも瓦の再利用等を積極的にご提案していますが、上記の記事は古くから親しまれた赤レンガ倉庫の「創建当時の姿を残す」という大名目が施工の目的であり、また各種施工の必要条件ということになりますので、並々ならぬ高い意識を持って工事終了まで漕ぎ着けたのだろうなと、その様子を思い浮かべるに胸が熱くなる想いです。

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