幾分専門分野のお話になりますが、屋根と瓦の工事の分野には一般社団法人 全日本瓦工事業連盟(通称:全瓦連)という信頼できる瓦工事業者の全国団体があります。勿論、門司洋瓦も加盟しているのですが、全瓦連では最近特に話題の太陽光パネル設置工事について、施工の品質向上の確保を目的としたガイドラインを提起してます。
瓦業界が考える発電システム工事のポイントとは
- 施工品質の向上
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- 防水性:既存の屋根材への設置が雨漏りの原因となる場合があり、屋根・瓦の施工を熟知した職人が適切な取り付け工事を行う事が必要。
- 耐震・耐風性:地震や耐風によって発電パネルが不安定な状態に陥る事や脱離しないように確かな工事が必要。
- 設置工事の事故防止:屋根を始めとする高所での作業経験を要する施工においては、充分に経験を積んだ作業専任者が工事を担当する事が適切。
- 既存住宅にシステムを設置する場合の留意:既存の住宅の屋根の状態を適切に判断(補修が必要か否か)を事前に診断する事が重要。
太陽光パネルは10年~15年の設置後運用を前提にご計画される方が多いかと思います。長い期間皆様が過ごす建物の屋根に設置する事になる太陽光パネルについては、工事技士の資格や瓦屋根診断技士の資格を持つ者が判断・施工する事が重要であると門司洋瓦もご提案しています。
古い瓦を演出アイテムとして
一つ一つの形状・色合いが美しい和瓦は演出アイテムとして再利用する事でまた違った魅力を発揮します。
割った瓦とタイルの組み合わせ
桟瓦を縦に埋めた模様
丸い瓦を利用した模様
ポイントカラーでアクセント
例えば瓦を葺くのではなく、敷くだけでも上の様なバリエーションがあります。
博多塀や茶室として利用、桟瓦・巴瓦などを用い茶器の趣きを実現するなど、お客様の想像力をかきたてる豊かな雰囲気つくりにとても有用なものとしてお勧めできます。
関連ページ
100年ぶりの修理進む正倉院 2回目の一般公開
約100年ぶりの修理が進められている奈良市の国宝・正倉院(8世紀中ごろ)の一般公開
先日宮内庁が、約100年の修理が進む奈良市の正倉院正倉の屋根瓦の下地が、大正時代に瓦を全面的に新調した西側で腐食が進んでいたと発表していたという記事もありますし、修復に関しては歴史ファンのみならず多くの方が関心を持っていらっしゃる様です。是非無事に見事な姿を今後も永く維持して欲しいと感じますね。
一般公開に運良く参加出来た方々は瓦が下ろされた正倉院の屋根の様子を間近に見学出来たということで、しかも100年ぶりの修復ということもあり見る機会があればと思いますが、さすがに次が100年後だと無理ですね。それにしても正倉院は凄いですね。日本の歴史建築のここまで永く建っている丈夫さ・力強さとメンテナンスが可能なメカニズムは心から他意なく素晴らしいものだと感じれるものですね。
軽量屋根材[ROOGA(鉄平・雅)]等のご案内ページを新設しました。
朝晩が涼しい季節になりました。ですが、先日発表された太平洋側の南海トラフ関連の地震被害予測で色々な災害が決して遠くのことではなくなったという認識が広がっている印象があります。
人は生きている限りは建物の中で生活する訳ですが、一日の仕事を終えて帰宅して食事・団らん・睡眠というリラックスする一番の場所が安全ではない可能性がある。しかもその被害は数十万人に達する可能性があると言われて驚愕しない方はいないでしょう。
特に太平洋側に被害予測の深刻な地域が集中していますが、ゼロという地域は内容な印象を持ちます。つまりはどの地域であっても備え・対策が必要になります。
地震による被害というと建物の倒壊と津波が真っ先に挙がります。それぞれの地域にもよりますが、やはり前者に対しては個人単位・家単位で出来る事があるという報道・識者の発言も多く見聞きします。
そこで、[ROOGA(鉄平・雅)]等の軽量屋根材による建物全体の重量負荷軽減と重心の低下を実現する軽量屋根材のページを新設しました。ぜひご覧下さい。
過ごしやすくなった季節にこそ断熱・遮熱施工を
それぞれ設置・塗り替え(塗装)と種類が違うものなので堅実な適材適所的な判断が必要ですが、既存(既に建っている)の住宅の夏の室内の暑さと冬の室内の寒さに対して、遮熱・断熱で対応する事で改善出来るという事が少しずつ広まっているかと想います。
都会・都心に比べ、背の低い住宅で暮らす確率の高い地方では当然屋根部分の面積がマンション等に比べ相対的に高いので、夏は当然室内温度の上昇や不快感が増しますし、雪が降るほどの寒い冬の日はまるで直に外気の低い温度が伝わってきているのではないかと感じる事も、特に木造住宅等では当たり前の様にあるのではないでしょうか。
ガイナで冬の寒波・寒さ対策 (http://www.monji.co.jp/guide/gaina.html#winter)
平成24年も9月に入り幾分過ごしやすくなりましたが、暖かいというイメージのある九州福岡は、例えば東京などと比べても冬季の降雪の頻度・確率が高く、冬の寒さは東京よりも厳しいと感じていらっしゃる方も多いくらいです。最近の話でいえば、特に今年の1月2月の寒さに参ったという方も多いことでしょう。
例えば、夏の暑さのピークにリフレクティックスで遮熱施工をするのと熱くなる前にしておく場合、冬の寒さが身にしみる季節に断熱塗料ガイナで対策をするのと過ごしやすい秋のうちに対策する場合、費用対効果や満足度でどちらが勝るかと言えば、それは言わずもがなということになるでしょう。
過ごしやすさを感じる季節にこそ、次の季節への対策を是非ご検討下さい。節電・省エネ効果も捨てがたいものがあります。
九州豪雨1ヵ月 被害額1694億円に
あっという間にお盆が過ぎ、オリンピックの盛り上がりで気が付くとといった感もありますが、九州北部の豪雨からひと月が経ち、一連の被害額が発表されていました。
西井日本新聞から
九州北部豪雨で福岡県筑後地方などに大きな被害が出て、14日で1カ月となる。福岡、熊本、大分の3県のまとめでは、一連の豪雨の被害総額は1694億円。死者は計31人に上り、熊本で2人、大分で1人が行方不明のままだ。
ここ1週間でも九州以外の地域での大規模な洪水のニュースの報道等も多く、雨が降るという当たり前の自然現象が猛威をふるう事を大きく意識させられる事が多いこの頃です。
門司洋瓦では台風や大雨の後の宅内への雨漏り等の工事対応も業務として勿論行なっています。場合によっては、本格的な修繕が必要な場合であってもお客様の都合に合わせて応急措置で対応するなど、ニーズにあわせた対応が可能です。
どうしても日常生活では注意の向かない場合も多い屋根に対して、専門の資格保有者が屋根の無料診断もおこなっています。
お盆があけてこれからの過ごしやすい季節に宅内が過ごしにくいのでは調子が出ないという事もあります。屋根周辺の事なら、小さな事でも是非門司洋瓦にご相談下さい。
花火の季節を終えて過ごしやすい季節に向かっていきます。平成24年度も残り4ヶ月強。皆様の快適な生活の支えとなれる様、努力して参ります。
ついに8月。
暑い日が続きます。とにかく日差しが強いので外での仕事は大変ですし、女性は日焼けが気になるなど気をつける事だらけですが、良いこともあります。
これは地方ならではかもしれませんが、福岡県内特に北九州方面は自然が豊かなので車での移動では遠賀川が光を反射する様や、木々が光を反射するかのように輝いて見えるので、自然を目で楽しめるのはなかなか良い気分です。大人になり忙しく過ごしていると気に留めなくなりますが空も特に青い気がします。特に昨日・今日と写真に写る空の青が印象的です。
とは言え、今年に限って夏バテという方も多い様です。今日も36℃の真夏日ですので、適度な温度調整と水分補給をお忘れなく。
廃瓦を用いたエコガーデニングページを追加しました。
エコガーデニングで調べてみると、自然のものを取り入れたガーデニングであったり、リサイクル・リユースで環境を気遣う等、明確な定義というよりある程度の広いアプローチの様な印象です。多少曖昧なせいか「廃瓦 ガーデニング」で検索してみると早速トップに表示されていました。
http://www.wjc-news.co.jp/tokusyuu/closeup_kawara.htmより
他にも検索してみると「熊本県瓦工業組合」さんのものづくりフェアなどなかなか大規模なものから、廃瓦をリサイクルしガーデニング用砕石として販売された会社さんなどがある様です。
ガーデニングに門司洋瓦の廃瓦を多くの皆様に是非お使い頂ければと思います。是非お問合せ下さい。
「経済的な負担を減らすことにより、太陽光発電の普及を促進するため」の国の補助金制度
いまだに北九州地方では最高気温が10℃前後という日が続いているのですが、太陽光パネル・太陽光発電関連の新聞・ニュース記事を目にしないは無いほどです。
毎日新聞社の毎日jpで取り扱われていた記事の中に対高校関連の国の補助金制度について少し触れられていました。
例えば、
「3月30日までの応募の場合、太陽電池モジュールの公称最大出力1キロワットあたり4万8000円の負担が軽減される。太陽電池モジュールのほか、付随する各種の機器、設置工事などの費用も補助の対象だ。金額などの条件は年度ごとに変わるので注意しよう。」
と言った感じです。
また、
「 採算をとるためには、どれだけ長く使用できるかも大切だ。特にモジュールは屋外に設置するため、電化製品としては非常に過酷な使用環境にさらされてしまう。」
「 長期間使用するためには、まずはしっかりとした施工が求められる。大手メーカーの多くは、定められた研修などを受け一定の技能を持った事業者にのみ、太陽光発電システムの施工を認めている。」
http://mainichi.jp/life/housing/news/20120324ddm010100155000c.html
ともあり、設置と施工に長期的な運用を視野に据える事の重要性にも触れられています。
門司洋瓦では遮熱材リフレクティックスや断熱塗料ガイナ等の施工で長期間のパフォーマンスへのアプローチを行なっています。
参考ページ:
【遮熱材・リフレクティックス敷設工事に関して】
【JAXAで認められた断熱塗料ガイナ】
瓦屋根施工 瓦屋根修理 遮熱材 リフレクティックス設置 屋根の工事なら
福岡の門司洋瓦 http://www.monji.co.jp/
冬の遮熱
門司洋瓦です。
いつが秋だったのかわからない間に冬が訪れた感があります。朝目が覚めて寝室や居間の空気が冷たく感じる季節です。大抵の方がそこでエアコンや石油ファンヒーター、電気ヒーター、こたつなどのスイッチを入れるかと思います。
皆さん邸宅・屋根の遮熱はしていらっしゃいますか?
夏の猛暑のシーズン程ではないですが、今後も節電や節約というキーワードが大きく意味を成す事はほぼ間違いないだろうと皆様お考えだと思います。
部屋が冷たいということはとっても冷たい外気温の影響が室内まで影響しているということ。
ということは、夏の涼しい室内環境作りに役立つ遮熱材は冬の寒さ対策にも役立つということです。
寒さで身体が固くなってしまいがちな季節、冷え性の方も多い女性には勿論、そうではない方にもちょっとした室内温度の改善が健康にも良い効果を生むなんてことも多いです。
みなさん屋根・邸宅の遮熱についての詳しい内容はこちら(門司洋瓦内【遮熱材・リフレクティックス敷設工事に関して】ページ)です。
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福岡の門司洋瓦 http://www.monji.co.jp/