月別アーカイブ: 2011年7月

「宮崎県、県産太陽電池を支援,太陽光パネル設置で補助金を増額」の記事を拝見しました。

宮崎県が住宅用太陽光発電システム設置支援事業で、“県産”太陽電池を応援するとの記事を拝見しました。県内に主力拠点を置く昭和シェル石油子会社のソーラーフロンティア製システムを優遇するとの事です。

東日本大震災の大規模な被害から、電力不足が毎日のようにテレビや新聞で議論されています。その中で私たちが忘れてはならないのは、単純な電力不足の解消ではなく、全体の復興を強く意識し、国内・地元の企業が活発に活動出来る状況を創り上げていく事ではないでしょうか。

私たちが生活している日本国内は、まるで神経系の様に物流ネットワークが張り巡らされ、その恩恵が基となり普段の生活の物資が当たり前に手に入る日常が確保されてきました。東日本大震災発生直後から幾分は回復してきたとは言え、特定の商材が未だに手に入り難かったりというケースは多くあります。

東日本の被災者の方々をサポートしたいという気持ちの部分と、広範囲の被害により西日本で生活する私たちにも少なからず影響が発生している点は、非常に深い関連性があります。勿論、別々の要素に起因するものでもありません。

例えば片足を怪我した時、私たちは意識せずに怪我した箇所をかばう様に歩きます。そこで大事な事は、もう一方の足を決して怪我をさせてはならないという事です。怪我をかばう行為は怪我をしていない他の箇所に負荷を分散させる行為です。

今回の東日本大震災後の復興の停滞には、被災地が広範囲に及ぶ事や政府の決定が遅い等、多数の原因がある様に思います。もしかしたら気が付かない間に、怪我をしていない箇所の動きが鈍くなっていたなんて事になってはいないかと考えることもあります。

今回の記事を拝見して、自治体の国内・県内をサポートする判断に賛成すると同時に、如何に出せるカードを上手く使うか・使わなければならないのかという論点で、近しい人達と一緒に話し合う事が必要ではと改めて感じました。

単なる「頑張ろう」では乗り越える事が難しい時は、先ず議論ではないでしょうか。そして、提案も議論の一つの形態です。門司洋瓦でも、私たちのこだわる屋根や遮熱で、特にこの夏に貢献出来る部分が多くあるのではと判断しています。そして、これまで以上に前向きな提案を継続していかねばと考え、本日も元気に動いています。

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節電と省エネ、遮熱に関して

門司洋瓦です。

昨年程では無いとの話ですが2011年も暑い夏がやって来ています。屋根の上の現場は、夏場は地上よりも10℃程高いと言われ、その状態を色濃く感じる季節が既に到来しています。

下記画像はGoogleトレンドで遮熱という単語の検索数の傾向を表示した画像です。
遮熱Google Trends
遮熱2011Google Trends

2009年,2010年,2011年に注目してみると、3月くらいから「遮熱」の検索傾向が上昇している形が確認出来ます。その中でも2011年の推移が大きく違うのは4月~6月、それ以降へと大きくこれまでに無かった伸びを示している点です。グラフ自体の形が大きく異なる事から、このグラフを見た方の殆どが2011年が特異である事を認識されるのではないかと予想されます。

原因を推察すると、大きく2点ございます。

先ずは遮熱という言葉や概念自体の広まり(普及)。もう一つは震災とそれ以降の電力不足の懸念と節電・省エネの機運の広がりです。

「遮熱」は昔からよく耳にしていた「断熱」とは違うアプローチであり、日本国内に目を向けると比較的に新しい考え方との事です。アプローチがそもそも別の物ですので、「遮熱」という考え方が時間の経過と共に普及してきている傾向は確かにございます。

また、電力不足の懸念は未だどの様に落ち着くのかが見えない状態にあり、門司洋瓦がございます九州でも電力の今後の不足に関する見通しは油断出来ない状態です。

一般の邸宅や店舗、会社内や工場等、ハイテク化で沢山の電気機器や電子機器が溢れるご時世です。多くの方へ節電の意識が広がっていく中で、やはり私達の生活の基板にはテクノロジーの恩恵が確かに存在しています。また、仕事や生活を維持する為に必要な電力が、これまで強く意識していない間も増え続けていたのだなと今年になって初めて認識する部分もございます。

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松本の地震、住民ら自ら屋根にブルーシートの記事を拝見しました。

2011年は非常に地震の多い年です。長野県中部を震源、松本市周辺で震度5強を記録した6月30日の地震以降、松本市内で壊れた屋根などの一部を応急処置としてブルーシートで覆う建物が目立っているとの事です。

以下信毎Webより引用

「屋根瓦の補修などを手掛ける業者には依頼が殺到。梅雨末期で大雨も予想されるため、市が2、3日に無料で配布したシートを受け取り、自ら屋根に上って危険が伴う作業をする市民も多い。」

「市は同日までに、県と協力してブルーシート8800枚を準備。既に数千枚を市民に配布したとみられる。」

(引用終わり)

地震により瓦業者に注文が殺到し業者がなかなか来ることの出来ない状況が発生した為に、屋根の瓦のずれ等の一時的な対策として自治体から配られたブルーシートで一時的な補修や応急処置をお住まいの方が自ら行なうケースが複数出てきているという記事です。

こんな時こそ専門の瓦業者の出番というタイミングにも関わらず、来るまでに2~3ヶ月程かかってしまうというケースもある様です。記事を拝見するとかなり高齢の方が自ら受け取られたとの記述もあり、平常時とは大きく異なる状況なのだなと推測されます。

一般の方が屋根の上に上がって作業をする、しなければならないという状況が同時に複数発生しているというニュースは、屋根を専門とする門司洋瓦として非常に気になる要素がございます。致し方無いという状況とは言え、兎にも角にも可能な限り安全を優先して頂きたいと願うばかりです。

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遮熱シート付きハイブリッドヘルメット

ハイブリッド(英: hybrid、英語発音: /ˈhaibrid/ ハイブリドゥ)は、2つ(またはそれ以上)の異質のものを組み合わせ一つの目的を成すものを言う。(Wikipediaより)

ハイブリッドの定義に完全に当てはまる門司洋瓦生まれのハイブリッドヘルメットが誕生しました。夏の暑さの中、職人の負担を少しでも軽減するため、当社でも様々な熱中症対策に取り組んでおります。そんな中、今年から導入するのがこのヘルメットです。

遮熱ヘルメット門司01

当社の職長が開発しましたこの素敵なヘルメットは、覆うことで熱中症へのリスクも軽減でき、体感温度もぐっと下がるという一石二鳥なヘルメット。残念ながら非売品です。

【概要】
ヘルメットに装着された遮熱シートが太陽の下で光り輝く時、それは遮熱シートが逞しく太陽の熱を跳ね返している時でもあります。大胆かつ斬新な門司洋瓦発のヘルメットが屋根の現場のシンボルになる日もそう遠く無いかもしれません。

今年の夏はこれで乗り切ろう!!

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